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CATEGORY
浮世絵の買取相場・査定ポイント・おすすめ業者を徹底解説
買取相場
3,000円〜数千万円
江戸時代に成立した木版多色摺の大衆絵画。葛飾北斎の「富嶽三十六景」、歌川広重の「東海道五十三次」、喜多川歌麿の美人画、東洲斎写楽の役者絵などが代表的。海外オークションでは1枚数千万〜数億円の落札例もあり、保存状態と「初摺・後摺」「版元・改印」の見極めで査定額が10倍以上変動します。明治以降の復刻版や昭和の新版画(川瀬巴水・伊東深水ら)もコレクター需要があります。
買取相場
3,000円〜数千万円
HISTORY
浮世絵の起源は江戸時代初期、菱川師宣(1618-1694)の墨摺絵に始まります。当初は版本の挿絵から独立した一枚絵として発展し、奥村政信・鳥居清長らが多色摺の技法を完成させました。明和2年(1765年)に鈴木春信が「錦絵」と呼ばれる10色以上の多色摺を完成させ、浮世絵の黄金期が始まります。天明〜寛政期(1781-1801)には鳥居清長の八頭身美人、喜多川歌麿の大首絵(おおくびえ)が美人画の頂点を極めました。寛政6〜7年(1794-95)には東洲斎写楽が突如登場し、わずか10ヶ月間に約140点の役者絵を残して姿を消した謎の絵師として今も世界的に評価されています。文化〜文政期(1804-1830)には葛飾北斎が活躍し、文政14年(1831年)頃から発表された「富嶽三十六景」(実際は46図)は世界の美術史を変えた傑作とされます。続く天保期(1830-1844)に歌川広重が「東海道五十三次」「名所江戸百景」で風景画の新境地を開拓。幕末から明治には歌川国芳の武者絵・戯画、月岡芳年の歴史画・無惨絵が登場し、浮世絵の最終期を彩りました。明治以降は写真と西洋画の流入で衰退しましたが、19世紀後半のヨーロッパでは「ジャポニスム」として絶大な影響を与え、ゴッホ・モネ・ロートレックらが浮世絵を熱心に収集・模写しました。北斎の「神奈川沖浪裏(グレート・ウェーブ)」は2017年フランスのオークションで約9,804万円、歌麿の「深く忍恋」は2016年パリで約8,800万円で落札されています。昭和期には川瀬巴水・吉田博・伊東深水らの「新版画」が国際的に評価され、現在も海外コレクター需要が継続しています。
TYPES
買取対象となる浮世絵の主な種類をご紹介します
歌舞伎役者を描いた浮世絵。東洲斎写楽の大首絵、歌川豊国・国貞の役者似顔絵が代表的。役者の見得(みえ)の姿が人気のジャンル。
美人を描いた浮世絵。喜多川歌麿の大首絵、鈴木春信の可憐な娘、鳥居清長の八頭身美人、上村松園(近代)などの系譜。美人画は浮世絵の王道。
名所・名勝を描いた浮世絵。葛飾北斎「富嶽三十六景」、歌川広重「東海道五十三次」「名所江戸百景」が双璧。19世紀後半のジャポニスムを牽引した。
歴史上の英雄や合戦を描いた浮世絵。歌川国芳の「水滸伝」「忠臣蔵」、月岡芳年の「月百姿」などが有名。
花・鳥を題材にした浮世絵。葛飾北斎「花鳥版画」、歌川広重「花鳥」シリーズなど。短冊判(細長い判型)が多い。
戯画は風刺・笑いを誘う画題、春画は男女の交わりを描く秘画。歌川国芳の戯画、葛飾北斎・喜多川歌麿の春画は海外コレクター需要も。
大正〜昭和期の創作版画運動。川瀬巴水の風景版画、吉田博の世界風景、伊東深水の美人画が代表。海外で「現代浮世絵」として高評価。
原木版の摩耗後に作られた後刷り、または明治以降の復刻。アダチ版画・芸艸堂などの良質な復刻は数千円〜数万円。骨董価値は低いが装飾用途で需要あり。
PRICE EXAMPLES
実際の市場相場に基づく参考価格です
1,000,000〜数千万円
保存状態と版元印で大きく変動。海外オークションで億単位の例も
50,000〜500,000円
初摺・後摺の見分けが価格を決める
30,000〜500,000円
保永堂版(初版)が最高額。シリーズ完品はさらに高評価
200,000〜3,000,000円
「大日本美人絵揃」「歌撰恋之部」などのシリーズが高額
1,000,000〜数千万円
現存数が少なく、市場流通がきわめて稀
30,000〜300,000円
「水滸伝」シリーズが特に人気
30,000〜200,000円
明治期の名品。コレクター需要が高い
30,000〜500,000円
海外人気で近年急騰中。後摺と初版の判別が重要
50,000〜500,000円
「帆船」シリーズなどが特に高額
3,000〜30,000円
装飾用途として一定の流通価値
| 作品例 | 参考価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 葛飾北斎「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」初摺 | 1,000,000〜数千万円 | 保存状態と版元印で大きく変動。海外オークションで億単位の例も |
| 葛飾北斎「富嶽三十六景」後摺 | 50,000〜500,000円 | 初摺・後摺の見分けが価格を決める |
| 歌川広重「東海道五十三次」1枚 | 30,000〜500,000円 | 保永堂版(初版)が最高額。シリーズ完品はさらに高評価 |
| 喜多川歌麿 大首絵(美人画) | 200,000〜3,000,000円 | 「大日本美人絵揃」「歌撰恋之部」などのシリーズが高額 |
| 東洲斎写楽 役者絵 | 1,000,000〜数千万円 | 現存数が少なく、市場流通がきわめて稀 |
| 歌川国芳 武者絵・戯画 | 30,000〜300,000円 | 「水滸伝」シリーズが特に人気 |
| 月岡芳年「月百姿」 | 30,000〜200,000円 | 明治期の名品。コレクター需要が高い |
| 川瀬巴水 新版画 | 30,000〜500,000円 | 海外人気で近年急騰中。後摺と初版の判別が重要 |
| 吉田博 新版画 | 50,000〜500,000円 | 「帆船」シリーズなどが特に高額 |
| 復刻版(アダチ版画・芸艸堂など) | 3,000〜30,000円 | 装飾用途として一定の流通価値 |
※上記は市場相場に基づく参考価格であり、実際の査定額は品物の状態・真贋・市場動向により異なります
CHECK POINTS
初摺・後摺・復刻の見極め ― 線の鮮明さ、色の発色、紙の質感で判断。初摺は摺り跡が深く、版木の細部まで再現される
版元印・改印(あらためいん)の確認 ― 版元(出版元)の印と「改」マークがあるものは江戸期の正規流通品。明治以降の復刻にはこれらが欠ける場合あり
保存状態 ― 焼け・シミ・虫食い・破れ・水濡れ跡は減点要因。額装で守られていたものは高評価
色の鮮やかさ ― 浮世絵の植物染料は紫外線で褪色するため、色が鮮明なものは初摺の可能性が高い
サイズ・判型の確認 ― 大判(約39×26cm)・中判・短冊判など、判型は作品の価値を左右する要素
額装は外さない ― 査定前に額装を外すと作品を傷める可能性。額装のままで査定に出す
海外バイヤーへの販路を持つ業者を選ぶ ― 北斎・広重・写楽は海外オークション需要が極めて高く、業者の販路で査定額が数倍違う
BEST CHOICE
一括査定比較サイト
浮世絵は版・摺り・保存状態で査定が大きく分かれます。複数業者の一括査定で最高値を引き出すのが鉄則
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複数業者で相見積もりを取りたい方
リサイクルショップ
ティファナは、骨董品・古美術品を含む幅広いジャンルのアイテムを買い取るリサイクルショップ。ノーブランドでも査定OK。江戸切子、漆器、南部鉄器などの和骨董にも対応しており、「まとめて売りたい」方に最適です。
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関東圏中心(出張買取は要確認)
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出張買取専門店
ウリエルは、自宅に査定士が訪問して買取を行う出張買取専門店。骨董品カテゴリを明記しており、中国美術(紫砂急須など)や掛軸の買取実績も豊富。遺品整理との連携サービスもあり、蔵の整理や相続品の査定に最適です。
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