作家・産地(誰が作ったか)
最も大きく査定額を左右するのが作者や産地です。
著名な作家の作品や、有名な産地(京焼・有田焼・備前焼など)の品は需要が高く、高額査定になりやすい傾向があります。落款(サイン)や窯印が手がかりになります。
ポイント: 落款・窯印・銘の有無を確認しておく
APPRAISAL CRITERIA
プロの査定士が見る6つのポイントを解説
骨董品の査定額は「なんとなく」決まるわけではありません。査定士は複数の基準を総合的に見て価格を判断します。基準を知っておくことで、自分の品物の価値を見極め、適正な査定を受けられるようになります。
最も大きく査定額を左右するのが作者や産地です。
著名な作家の作品や、有名な産地(京焼・有田焼・備前焼など)の品は需要が高く、高額査定になりやすい傾向があります。落款(サイン)や窯印が手がかりになります。
ポイント: 落款・窯印・銘の有無を確認しておく
骨董品には精巧な模写や写し、贋作も存在します。
真作であることが確認できれば査定額は大きく上がります。共箱(作家本人の箱書き)、鑑定書、来歴資料があると真贋判断がしやすく、評価も高まります。
ポイント: 鑑定書・共箱は真贋の重要な証拠
傷・欠け・シミ・汚れの有無は査定額に直結します。
ただし古いものは経年の風合いそのものが価値になる場合もあり、無理なクリーニングは逆効果です。現状のまま査定に出すのが基本です。
ポイント: 自分で修復・洗浄しない
共箱・二重箱・鑑定書・証紙などの付属品の有無で査定額が数倍変わることもあります。
特に茶道具や掛軸では共箱の有無が決定的です。付属品は探して一緒に査定に出しましょう。
ポイント: 付属品を揃えるだけで査定額アップ
いつ作られたかも評価軸です。
古い時代のものほど希少性が高い場合がありますが、新しくても人気作家のものは高評価です。時代と作家・需要のバランスで判断されます。
ポイント: 時代は希少性の指標のひとつ
どんなに良い品でも、買い手がいなければ高値はつきません。
中国美術や人気作家の作品は需要が高く高額になりやすい一方、流行や為替の影響も受けます。複数業者に査定を依頼し、需要を反映した最高額を見つけるのが賢明です。
ポイント: 需要は業者により評価が分かれる→相見積もりが有効
買取業者は、仕入れた品を市場やオークション、店舗で再販して利益を得ます。そのため査定額は『今その品がいくらで売れるか(再販価格)』から、保管・修復・販売のコストを差し引いて算出されます。同じ品でも、その業者の販路や得意分野によって再販価格の見込みが変わるため、査定額に差が生まれます。複数業者に依頼すべき理由はここにあります。
査定をスムーズにし、適正額を引き出すには事前準備が有効です。共箱・鑑定書・栞などの付属品を探して揃え、作家名や入手経緯がわかればメモにまとめておきましょう。汚れは固く絞った布で軽く払う程度にとどめ、洗浄・修復はしないことが鉄則です。これらを整えるだけで、査定士の評価がしやすくなり、結果的に査定額の精度が高まります。
SUMMARY
骨董品の査定は「作家・真贋・状態・付属品・時代・市場需要」の6基準で総合判断されます。同じ品でも業者によって得意分野が異なり査定額に差が出るため、複数業者への相見積もりが最も確実です。
FAQ
Q. 査定で一番重視されるのは何ですか?
A. 作家・産地と真贋が特に大きく影響します。次いで状態と付属品の有無です。これらが揃うと高額査定になりやすくなります。
Q. 傷がある骨董品でも査定してもらえますか?
A. はい。傷や欠けがあっても買取可能です。作家物であれば修復して再販できるため、状態が悪くても値がつくことがあります。自分で直さず現状のまま査定に出しましょう。
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